楽天が石川・七尾市と共同で開発した、能登地方や七尾市のゆたかな食材をふんだんに使用したアスリート向けメニュー「NANAO POWER FOOD」の発表会を13日、楽天モバイルパーク宮城で行った。全9商品、10種類のメニューをそろえ、実際に選手が試合中に口にする補食も登場。

楽天のスポーツ栄養士が考案し、栄養バランスに優れたメニューが特徴で、プロの視点で開発しているためアスリートはもちろん、健康を意識するすべての方におすすめだ。

 発表会に参加し、「能登牛と金糸瓜のビビンバ丼」と「カラフル野菜添えチキングリル~能登ブルーベリーソース~」を試食した藤平尚真投手は、「おいしいですね。自分たちは体が資本なので、栄養バランスをとても考えてもらっていてすごく助かります」と笑顔で話した。商品は13―15日のロッテ戦(楽天モバイル)限定で球場GATE1横「T.R.G.E.CAFE」でも販売し、七尾市観光PRブースも出展する。球団公式HPにはレシピも公開している。

 七尾市はこれまで多くのアスリートや強豪校が合宿に訪れるなどスポーツが盛んな地域だったが、24年の能登半島地震によりスポーツ施設の利用が困難となっている。今回の取り組みを通じて、スポーツと地域の魅力を融合させた新たな価値創出を目指している。

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