◆関西学生野球秋季リーグ 同大9―3京大(13日・ほっともっとフィールド神戸)

 同大・知念大河右翼手(4年)が7回に走者一掃の中越え適時二塁打を放つなど、5打数4安打6打点と大暴れした。「オープン戦の結果は本当にひどくて…」と語るが、代打として出場した秋季リーグの関学大2回戦で、2打数1安打3打点と勝利に貢献してから波に乗っている。

 今夏の甲子園V校・沖縄尚学出身で、自身も高3の夏に聖地で4番を打った経験がある。甲子園には見に行くことはできなかったが、比嘉公也監督には電話で「OBとしても県民とても誇りに思います」と伝えたという。「沖縄尚学出身」と入社予定の会社の内定式でもアピールするほど、後輩たちの活躍を喜んでいる。

 「沖尚で学んだことは体で覚えている」という知念は、このリーグ戦を最後にバットを置く。今季の目標は「優勝一択です」。2011年以来となる秋季リーグ優勝の立役者になる。

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