◆JERA セ・リーグ 巨人11×―10阪神(13日・東京ドーム)
巨人・中山礼都内野手が11試合連続「6番・ライト」で先発し、プロ初の満塁本塁打を放つなど阪神とのレギュラーシーズン最終戦で勝利に貢献した。
0―3の初回2死満塁。
9―10で迎えた9回先頭では、価値ある四球をもぎ取って出塁。代打・坂本勇人のサヨナラ2点タイムリーの起点となった。「こういう試合で打ててよかった。でも、今日はもう皆忘れてるんじゃないかと思います(笑)」。両軍計26安打の乱打戦に終止符を打ったのは百戦錬磨のベテランだった。「すごい歓声でしたし、やっぱり神様でした」と試合を決めた背番号6を羨望のまなざしで見つめていた。