◆JERA セ・リーグ 巨人11x―10阪神(13日・東京ドーム)
巨人のドラフト2位・浦田俊輔内野手がプロ初犠打を決めて、劇的なサヨナラ勝ちに貢献した。
門脇が右でん部痛で出場選手登録を抹消されたことで、4か月ぶりに1軍昇格。
大仕事をやってのけたのは1点を追う9回無死一、二塁の場面だ。初球できっちり捕犠打を成功。プロ初犠打をマークして、直後の坂本のサヨナラ安打につなげた。「ほっとしたっていうのが一番。1点差だったんで、絶対に決めたいという思いが強かったので、よかったです」と胸をなで下ろした。
バントを決めた直後は気迫あふれる表情でガッツポーズ。「5月に本当に相当悔しい思いしたんで、ちょっとでもチームに貢献できるようにと思っていた。(安打を)打つことはできなかったですけど、しっかり送って勇人さんにつなげられたのでよかったです」と振り返った。