巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(19)と同2位・浦田俊輔内野手(23)のルーキーコンビがチームを活性化させる。14日にプロ初昇格した石塚は2試合で2打数無安打、まずはプロ初安打を狙う。
浦田は吉川が右脇腹痛で登録抹消される中、「8番・二塁」で2試合連続で先発。14日のDeNA戦(横浜)ではプロ初適時打を放った。プロ初盗塁にも意欲を示しながら「チームのためにやりたい」と視線を鋭くする。
休養日だった16日は2人が主戦場としてきたイースタン・リーグで2軍が優勝。石塚が「桑田(2軍)監督にはただやればいいものではない、自己満足の練習にはならないように言われていた」と語るように、ファームで意義ある鍛錬を積んだからこそ、今がある。発奮材料にして、ルーキーが新風を吹かせる。