◆米大リーグ ロイヤルズ―マリナーズ(16日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)

 マリナーズのC・ローリー捕手が16日(日本時間17日)、敵地のロイヤルズ戦に「2番・捕手」でスタメン出場し、スイッチヒッター史上最多新記録の55本塁打を達成した。

 3-0の3回先頭で迎えた第2打席。

ロイヤルズ先発ワカから、内角へのカーブにタイミングを狂わされることなくとらえ、右翼ポール奥の観客席に放り込んだ。飛距離419フィート(約127・7メートル)、打球角度36度の“ムーンショット”だった。

 14日(同15日)のエンゼルス戦で54号を放って1961年にヤンキースのレジェンド、M・マントルの記録に並ぶと、移動日を挟んで2戦連発で一気に新記録を達成した。

 DHでも出場しているローリーはDHで11本、捕手としては44本目。捕手出場での最多記録は2003年のJ・ロペス(ブレーブス)による42本で、すでに更新している。

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