◆KENKO CUP第18回日本少年野球長野県支部ジュニア大会(東日本選抜大会予選)▽1回戦 信州筑北ボーイズ4―3松本ボーイズ(9月6日、刈羽村・源土運動広場野球場)

 2年生以下の新チームで秋の東日本王者を決める第37回東日本選抜大会(10月11~13日、福島郡山市・ヨーク開成山スタジアムほか)の各支部予選が行われている。長野では創設2年目の信州筑北ボーイズが白星発進。

勝ち上がり15日の決勝では上越ボーイズを下して初優勝。本戦出場を決めた。

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 創設2年目の信州筑北が終盤に逆転勝ちし、初戦を突破した。

 3点ビハインドの6回1死二塁から6番・小林祐翔の中前タイムリーで1点を返すと2死二、三塁で、緑川竜二監督(44)が「代打の切り札」と語る代打・中村の左前タイムリーで1点差に。1番・大内が右越えに逆転の三塁打を放った。大内は「みんなが『大内に回せ』と言ってくれていた。リラックスして打席に入れた。うれしいです」と笑顔。中村も「準備がしっかり出来ていた。完璧でした」と語った。

 創設メンバーで1年生から試合に出場しており経験値も高い。指揮官は「みんな集中して、試合の流れが見えているというか。

自分たちで雰囲気を作れている」と評価。ここぞの場面での集中打。中村は「スタメンで出たい」と競争も激化。チームのムードも最高潮だ。

 【信州筑北ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 古河亮駕、瀧澤拓人、松田和歩、田中心碧、古川翔琉、宮坂陽悠、大内優希、小林大雅、小林祐翔、小林祐樹、戸津遼哉、堀内翼来、中島輝、中村大翔、塚田結斗、長坂優輝

 ▽1年生 寺沢旺志朗、岡村遥大、仲野結翔、小林亮翔、清水珠羽、橋本翔

 【信州筑北の戦績】

 回戦  スコア 相手

▽1回戦 4―3 松本

▽準々決勝 10―3 新潟

▽準決勝 6―5 千曲

▽決 勝 2―1 上越

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