◆JERAセ・リーグ 広島1―6阪神(17日・マツダスタジアム)

 阪神が、降雨により試合開始が1時間10分も遅れたゲームで力の差を見せつけ、広島戦5連勝とした。

 勝率&奪三振トップの村上が先発し、6回5安打1失点8奪三振の好投で自己最多更新の12勝目を挙げた。

1点を先制した直後の3回に同点とされたが、粘りの投球で傷口は最小限。「降雨のため試合開始は遅れましたが、試合途中に中断したわけではなかったので、しっかりゲームに入ることができました。低めに丁寧に投げることを心掛けて、しっかり粘りのピッチングができたと思います」とコメントした。

 攻撃陣は3回2死二塁の好機で好調の森下が「何回もチャンスを作れるピッチャーではないので、ひとつのチャンスをものにできたのは良かったです」と先制の中前適時打。同点の6回には、木浪が「ノーアウトで前の2人がチャンスを作ってくれたので、得点につながるように外野まで打球を飛ばすイメージを持っていました。追い込まれていましたが、うまく反応できたと思います」と勝ち越しの中前適時打を放った。

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