◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―4巨人(17日・神宮球場)

 巨人のリチャード内野手が自己最多を更新する11号2ランを放った。

 2点を追う2回2死一塁で内角146キロ直球を左翼席へ。

ポール際に舞い上がった打球を「ほんとギリギリだったんで、残ってくれって思いながら見てました」と、フォロースルーを残したまま見つめた。

 21年にソフトバンクの甲斐(現巨人)と巨人の松原(現西武)がマークした育成ドラフト出身者のシーズン最多12本塁打まで残り1本に迫った。リチャードは「いつかは抜きたいなって思っていた。実際目の前にあるんで、すごくうれしいしいですけど、まだ通過点。あまり気にすることなくプレーしたいなと思います」とさらなる高みを見据えた。

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