◆パ・リーグ 楽天3x―2日本ハム(17日・楽天モバイル)
4番・DHでスタメン出場した楽天のルーク・ボイト内野手が、延長11回2死一塁で斎藤の152キロのスプリットをたたき、中堅手の頭上を越える適時二塁打。今季9度目のサヨナラ勝ちを呼び込む当たりに「本当に大きな勝利だったと思う。
それまでの4打席は無安打で「打ち損じだったり、フラストレーションがたまるような打席が多くてイライラしていた」。そんな状況でも「最後までポジティブでい続けることが大事かなと思う」と下を向くことなく、「自分の振る場所(コース)はわかっていた。球種よりは場所で絞っていた」と狙いを定めてとらえた一打だった。これでCS圏内の3位・オリックスと2・5ゲーム差。上だけを見て、これからも快音を何度も響かせる。