◆JERAセ・リーグ 広島1―6阪神(17日・マツダスタジアム)

 阪神・村上頌樹投手が6回5安打1失点で自己最多を更新する12勝目を挙げた。

 1点リードの3回、小園に同点打を献上したが最小失点。

8三振を奪い、リーグトップの奪三振数を「132」に伸ばした。同2位の巨人・山崎、中日・高橋宏に10個差をつけ、最多奪三振にも前進。「狙って取るタイプじゃない。(数字が)ついてきているのはいい。どうなるかまだ分からないですし。(タイトルを)狙えるので、そこはしっかり取っていきたいな」と意欲を見せた。勝率7割5分もリーグトップで、タイトル受賞条件まであと1勝とした。

 試合前の雷雨の影響で開始が1時間10分遅れたが「開始が遅れるのはそこまで気にならなかった。何時に始まるかが分からなかったので、そこまではゆっくりしながら。時間が決まってからはしっかり気持ち入れてやった」と難なく乗り越えた。チームは優勝後初の連勝となった。

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