◆第78回秋季全道高校野球大会旭川地区予選 ▽Aブロック1回戦 旭川志峯8―3旭川明成(18日・旭川スタルヒン)
今夏の甲子園に北北海道代表として出場した旭川志峯が8―3で旭川明成に逆転勝ちし、初戦を突破した。
2回に2番・佐藤晃陽二塁手(2年)の左前適時打で1点を先制。
4回以降は無得点に抑えられていた打線だが、7回に相手の失策などで逆転に成功した。1点リードの8回には1番・中村寧央一塁手(2年)から犠打を挟み5連打の猛攻で4得点。6回から2番手でマウンドに上がった左腕・沓村颯來(2年)が4イニングを無失点に抑え、リードを守り切った。苦しみながら初戦突破に山本博幸監督は「この1勝はでかい。次の試合は自分たちの形で出来るかな。向こうのミスで逆転したから、全然実力じゃない」と振り返った。
1―3で敗れた広陵(広島)戦でスタメン出場していた4人が残り、2季連続甲子園出場を目指して臨む秋。億貞壮汰主将(2年)は「(甲子園では)2年生が何もできなくて勝つことが出来なかったので、その後悔はある。まずは(全道大会に出場して)ドームでやることをみんなで言っているので、そこに向けてしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。