◆パ・リーグ ソフトバンク3―2日本ハム(18日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが逆転勝ちで、リーグ連覇へ大前進した。日本ハムとの直接対決を制し、優勝へのマジックナンバーを2つ減らして「7」。
以下は試合後の小久保裕紀監督の主な一問一答
―見事な逆転勝ち
「7回のチャンス(1死満塁で)で点が入らなかったなか、もう一回、8回に栗原の同点からの逆転につなげて、今日はもう、ピッチャーは延長を考えずにつぎ込んでいたので。本当にいい勝負でしたね」
―序盤は押されていた。
「ずっと押されっぱなしでした。北山なのであまり点は取れないのは分かっていた。大関もここまで頑張ってくれていたけど、初回、2回を見た時点でちょっと抑えられる球はないかなという判断で、あそこで思い切ってスイッチしました」
―2回は先制された直後に栗原のファインプレーで追加点を阻止
「今日は栗原に尽きるんじゃないですかね。あのサードのプレー、あれが抜けていたら、たぶんワンサイドゲームだったと思うので。あそこの守りと8回の同点弾、本当にいい活躍でした」
―一気に逆転まで
「はい。
―大きな勝利
「大変有利になったということは感じていますけど。まだまだ何が起こるか分からないという気持ちでいます」
―大関の交代の決断から大変な試合に
「そうですね。けっこういい当たりされて、連打も続いたので。(松本)晴を早めに準備させることはプラン通り。どこからいくかは決めていなかったですけど」
―松本晴がよくピンチをしのいだ
「そうですね。次の回に1点取られたけど、あそこ(3回)をゼロで帰ってきたので。前半はワンサイドになりかけたけど、よく守ったと思います」
―勝ちパターンの投手をビハインドで投入
「あそこ(8回)まででしたよね。同点になれば杉山でしたけど。勝負をかけたというより、早めの継投で、ピッチャーがいなかったんですけどね」
―栗原は好調
「状態、上がってますよ。今シーズン一番くらい。けがする前はあまりよくなかったけど。
―選手の気迫も出ていた
「それはもう当然です。近藤が『ありがとうございます、すみません』と言ってきたけど。近藤が5打数無安打だったけど、そういう試合を勝ちきれてよかった」
―小久保監督も声が出たのでは
「そうですね。こういうシーズンもいいですね」
―20日から9連戦
「ポイントになります。これから整理して迎えます」