◆JERAセ・リーグ 中日4―7DeNA(18日・バンテリンドーム)

 中日は、逆転負けで3連敗。借金は今季最多16まで膨らんだ。

2位浮上の可能性が完全に消滅し、19日にもクライマックスシリーズ出場の可能性が消滅する。

 3回に上林の右前適時打と、ボスラーの2点適時二塁打で逆転に成功した。だが、先発・涌井がリードを守り切れなかった。

 3―1の5回。テンポよく2死を奪ったが、蝦名に右前打を許すと、桑原を死球で歩かせて一、二塁とピンチを広げた。すぐさま、山井投手コーチがマウンドに向かい、間を取った。その直後、3番・筒香に139キロの低め変化球を右中間席中段に運ばれる逆転3ランを被弾した。続くビシエドに右前打を打たれたところで降板。4回2/3を6安打4失点で、自身4連敗となる6敗目を喫した。

 井上監督は「『一発だけは、絶対打たれるな』って言ったんだけどな。前回の神宮(11日のヤクルト戦)もそうだったと思うけど、もう1人ってところで、同じこと(2死からオスナに満弾を被弾)をしてしまった。若手でもベテランでも、同じことを繰り返しちゃあかんってところを露呈してしまった感じかな」と肩を落とした。

編集部おすすめ