ドジャースは18日(日本時間19日)、クレイトン・カーショー投手(37)が今季限りで現役を引退することを発表した。ドジャース一筋18年、通算222勝の左腕がユニホームを脱ぐことになった。
試合前には多くのチームメートがカーショーへの思いを口にした。20年にドジャースに加入し、2度のワールドシリーズ制覇を共にしたベッツは「俺にとって、彼はチームメートとしても、選手としても特別な存在だ。それはマウンド上だけでなく、あらゆる面において。クレイトン・カーショーは自分が愛している人であると言えるだろう。彼が野球というゲームに与えたもの、ドジャースに与えたもの、自分自身に与えてくれたもの、そのすべてに感謝している」と思いを語った。
カーショーは2008年にメジャーデビュー。MVP1度、サイ・ヤング賞3度、最多勝3度、最優秀防御率5度などを誇り、今年7月には、史上20人目の通算3000奪三振を達成した。通算222勝は、現役選手の中では265勝の42歳バーランダー(ジャイアンツ)に次ぐ2位。あす19日(同20日)の本拠地・ジャイアンツ戦で先発し、レギュラーシーズンの本拠地最終登板となる。