◆米大リーグ ブルワーズ―エンゼルス(18日・米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 エンゼルスの菊池雄星投手が18日(日本時間19日)、敵地・ブルワーズ戦に先発し、5回2/3を投げて、5安打2失点の内容で今季7勝目はお預けとなった。菊池は1点リードの6回2死一、二塁の場面で、勝利投手の権利を持って降板したが、直後に2番手右腕フェルミンが適時打を許して同点に追いつかれ、菊池の白星は消えた。

 チームは現在6連敗中。すでに11年連続でポストシーズンに進めないことは決まっているが、菊池は自身の今季7勝目を狙って先発登板。初回は1死から四球でランナーを許したが、後続を中飛、二ゴロで打ち取って無失点スタート。3回まで毎回ランナーを背負ったが、要所を締めて得点を与えていなかった。だが両軍無得点の4回には2死三塁からダービンの三遊間への深いゴロが適時内野安打となり、先制を許した。それでも直後の5回の攻撃ではレンヒーフォの逆転2ランが飛び出し、菊池を援護した。

 前回12日(日本時間13日)の敵地・マリナーズ戦では6回4安打1失点3奪三振でクオリティースタート(6回を3失点以内)を達成したが、味方の援護に恵まれず、7勝目はならなかった。今季は31試合に登板し、6勝11敗、防御率4・08をマークしていた。

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