◆JERAセ・リーグ 中日2―6ヤクルト(19日・バンテリンドーム)

 中日は、終盤に反撃するも及ばず、4連敗。試合後に引退セレモニーを行う中田翔内野手に、はなむけの白星を届けられなかった。

3位・巨人が勝利したため、2012年以来、13年ぶりのCS出場の可能性が完全消滅。5年連続Bクラスが確定した。

 先発・柳は、7回途中を8安打4失点で4敗目を喫した。制球に苦しんだ。初回に四球で長岡を出塁させると、1死一、三塁から、村上の二ゴロの間に先制点を献上。2回にも四球から走者を出すと、2死一、二塁で、長岡に右中間への2点三塁打を浴びて、追加点を与えた。3~6回はピンチを招きながらも、得点は許さなかった。

 だが、7回。1死から長岡と内山の2連打で、4点目を献上。118球の熱投も勢いづいたヤクルト打線を止められず、7回1死二塁で降板した。

 打線は、ヤクルトの先発・吉村に6回まで散発2安打と苦戦。だが、0―3の7回。

先頭のボスラーが右翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメイクすると、続く5番・細川が左中間への適時二塁打で、反撃のゴングを鳴らした。ここから6番・板山も右前打で続き、無死一、三塁。山本は左飛に倒れたが、石伊の中犠飛で追加点を呼び込んだ。ビッグイニングを期待し、ベンチは代打で川越を送ったが、空振り三振に倒れた。

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