◆米大リーグ レッズ―カブス(19日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
カブスの今永昇太投手が19日(日本時間20日)、敵地のレッズ戦に先発した。鈴木誠也外野手は「3番・右翼」でスタメン出場した。
初回は先頭のフリードルを空振り三振。マルテを中飛に打ち取ったが、アンドゥハーには粘られての8球目を左越えに先制10号を打たれた。味方が1点ずつ返し、2―1で迎えた3回には1死からマクレーンに左越え同点15号を打たれ、2―2とされた。
今永は前回登板の14日(同15日)のレイズ戦で初回に2本塁打を浴びながらも5回3失点と粘りの投球。試合は逆転勝ちし、8敗目を回避した。8月以降全8登板で少なくとも5回を投げながら1勝3敗と援護に恵まれていない。9月2日のブレーブス戦で1か月ぶりの9勝目を挙げて以来、日本人投手5人目のデビューから2年連続2ケタ勝利をかけて3度目のチャレンジとなる。
カブスは17日(同18日)に5年ぶりのプレーオフ進出を決定。初のシャンパンファイトを経験した今永は「シャンパンというものは口から飲むよりも、肌から吸収した方がおいしいことが分かりました」と名言を残していた。
鈴木誠也外野手は第2打席まで2打席連続で四球で出塁。初回には続くケリーの中前打で本塁へ突入したが、タッチアウトとなった。