◆米大リーグ オリオールズ―ヤンキース(20日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)

  ヤンキースのA・ジャッジ外野手が20日(日本時間21日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・右翼」で先発出場し、元巨人でオリオールズの菅野智之投手から、自身6戦ぶり49号を放った。9月16日(同17日)に達成したドジャース大谷翔平投手に次いで史上7人目となる2年連続50本塁打に王手を掛けた。

 3点リードの3回先頭、フルカウントから菅野の内角低めのスイーパーを完璧に捉えると、速度112・2マイル(約180・6キロ)、角度39度で飛び出した打球は左翼スタンドへと吸い込まれた。試合前時点での菅野との対戦成績は5打数4安打1本塁打1打点と相性抜群。前回対戦した6月20日の本拠地での一戦では、右翼へアーチを放っていた。

 ジャッジは右肘の負傷のため7月下旬から10試合を欠場しているにも関わらず、自身初の2年連続50発に王手をかけた。

 意外にも今季初めて2年連続40本塁打を達成したばかりだが、2年連続50本(昨季58本)を射程圏に捉えた。達成すると2002年のA・ロドリゲス(ヤンキース)以来23年ぶり6人目の快挙を達成した大谷翔平(ドジャース)に次いで7人目となる。

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