◆米大リーグ オリオールズ―ヤンキース(20日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)
オリオールズの菅野智之投手が20日(日本時間21日)の本拠地でのヤンキース戦に先発し、初回にスタントンに先制3ランを被弾した。
13日の左足首に打球を受けたブルージェイズ戦から中6日。
ここまで28試合で、メジャー全体の新人では、カブスのホートンの11勝に次ぐ10勝(8敗)をあげ、防御率4・39。10度のクオリティー・スタートを達成し、5試合で7イニング以上を投げたのは、新人トップの5度を数えた。7日(同8日)のドジャーズ戦で打球を足に受け、3イニングで負傷退場したのも響き、登板イニング数は現在149回2/3。メジャー全体の新人では、ヤンキース・ワーレンの157回1/3に次ぐ2位となっている。規定投球回数達成までには、12回1/3を投げる必要がある。
この日を含め、シーズン残り登板は、共にヤンキースを相手とした2試合となる見込み。両リーグを通じた新人最多勝と最多投球イニング数を達成すれば、オ軍では、2004年のダニエル・カブレラ以来、球団史上4人目の快挙となる。