◆米大リーグ オリオールズ―ヤンキース(20日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)
オリオールズの菅野智之投手が20日(日本時間21日)の本拠地でのヤンキース戦に先発。初回に二死一、三塁からスタントンに右翼への先制3ランを許した。
菅野は初回、スイーパーを両サイドに決め、2死を奪ったが、ジャッジの緩い当たりは、左側にシフトしていた二塁手ホリデーが飛びつくも右前に抜けた。続くベリンジャーは低めのスプリットでバットをへし折った打球速度68・5マイル(約110キロ)の緩い当たりが右前打に。アンラッキーな当たりで、2死一、三塁とすると、続くスタントンにフルカウントから、右本塁打を浴びた。決して、ジャストミートではなかったが、右翼のスコアボードを超え、逆方向へのパワーをみせつけられた格好だ。打たれた3本の安打は、全て2ストライクと追い込んでから。不本意な立ち上がりとなったが、続くチザムを見逃し三振で打ち取った。
この日は本拠地最終登板。ファン感謝ウィークに伴い、試合前には電光掲示板で、ナインの感謝のメッセージが映し出された。
立ち上がりに不運な3失点となったが、気持ちを切り替え、今季11勝目を目指して、腕を振る。