◆米大リーグ ホワイトソックス―パドレス(20日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 パドレスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、敵地のホワイトソックス戦に先発したが、5回途中2失点で降板し、5勝目はならなかった。

 初回、三ゴロと見逃し三振で2アウトとしたが、3番モンゴメリーに右前打。

続くバルガスに高めの直球を左中間にはじき返される適時二塁打を打たれ、先制点を許した。

 2回にメリルの15号で同点に追いついてもらったが、2巡目に入った3回に1死一塁からティールに適時二塁打を許し、再び1―2と勝ち越された。

 5回先頭のロバートソンに安打で出塁を許し、犠打と見逃し三振で2死二塁となったところで降板した。4回2/3で6安打2失点4奪三振、防御率は5・51になった。6回に味方が2-2に追いつき、6敗目は消滅した。

 14日(同15日)のロッキーズとの前回登板では、4登板ぶりの今季4勝目を挙げた。5回0/3を投げて1失点で降板後、後続が3ランを被弾したため2失点が追加され、3失点となったが、4登板ぶりの白星を手にした。

 2連敗中のパドレスは直近10試合で4勝6敗。地区首位ドジャースは7勝3敗と復調ムードで4ゲーム差に広げられている。ワイルドカード争いではボーダーのレッズと3ゲーム差を保っており、ポストシーズン進出は有力視されている。

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