東京六大学野球秋季リーグ戦第2週第2日▽法大4―1立大(21日・神宮)

 法大が立大に雪辱し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。2回裏に5番・片山悠真左翼手(3年=八王子)が右翼席へ先制ソロアーチ。

1―0の6回裏には、3安打に2四球、相手のバッテリーエラーが絡んで3点を追加した。

 先発の丸山陽太投手(4年=成東)は、5回を2安打無失点と好投。計5人の継投で、立大打線の反撃を8回の1点のみに抑えた。

 試合前のレジェンド始球式には、1980~83年に法大の主砲として活躍し、その後、広島、ヤクルトでプレーした小早川毅彦氏(63)が登場。始球式を終えてグラウンドを出る際、法大ベンチに向かって「頑張れ。執念! 周年!」と気合を注入していた。

 「『執念』は今年のチームのスローガン。『周年』は東京六大学リーグの100周年と、法政大学野球部の110周年。3つの『しゅうねん』で頑張れという意味です」と小早川氏。6回裏に代打で2点タイムリーを放った浜岡陸外野手(4年=花咲徳栄)は「刺激になりました」と笑顔を見せていた。

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