オリックス・西川龍馬外野手が21日、出場選手登録を抹消された。20日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で右すね付近に自打球を当て、途中交代。

福岡市内の病院で右脛骨(けいこつ)骨折と診断された。岸田監督は「チームにとっては痛いですけど、いるメンバーで戦うしかないですから」と前を向いた。

 西川はここまでリーグトップの打率3割1分を記録。11試合を残し、シーズンの規定打席の443まで31打席と迫っていた。プロ10年目での初タイトルは厳しい状況となったが、残り31打席を全て凡退したと換算した場合、418打数120安打で打率は2割8分7厘。現在打率2位のソフトバンク・柳町らがこれを下回れば、西川が首位打者の栄冠を手にできる。

 

パ・リーグ打率成績》

西川(オ)・310

柳町(ソ)・2931

村林(楽)・2925

※ソフトバンク・牧原大も現在、打率3割1厘で打席数が407

【公認野球規則】

9・22各最優秀プレーヤーの決定基準

(a)リーグの首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者は、最高の打率、長打率、出塁率をあげたプレーヤーに与えられる。(中略)必要な打席数に満たない打者でも、その不足数を打数として加算し、なお最高の打率、長打率、出塁率になった場合には、この打者がリーグの首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者となる。

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