東京六大学野球秋季リーグ戦第2週第2日▽明大10―0東大(21日・神宮)

 明大が15安打10得点の猛打で東大に圧勝。今季最初の勝ち点を挙げた。

 昨年4月に左肘のトミー・ジョン手術(内側側副じん帯再建術)を受けた久野悠斗投手(4年=報徳学園)が、2023年10月22日以来、約1年11か月ぶりにリーグ戦登板。3番手として2イニングを2安打1三振で無失点に抑え、先発で5回を投げた大室亮満投手(2年=高松商)をはじめとする4投手による完封リレーに貢献した。

 「神宮のマウンドは懐かしく、感慨深いものがありました。真っすぐの力強さがまだまだ足りませんが、少しずつステップアップは出来ているので、ここからさらに上げていければ」と久野。戸塚俊美監督は「地道なリハビリから始まり、トレーニングを一生懸命にやっていたので、うれしい限り。これから、2戦目や3戦目の先発ができるくらいに復活してもらえたら」と今後に期待していた。

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