◆米マイナー3A タコマ―オクラホマシティー(21日、米ワシントン州タコマ=チェニースタジアム)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティーの今季最終戦となる敵地・タコマ戦で救援登板し、1回を無安打無失点に封じた。
救援右腕トライネンが8回に3失点して逆転負けした本拠地・ジャイアンツ戦の試合後会見で、ロバーツ監督は「朗希は本当に良かったし、球の質も良かった。
この日、佐々木は3Aで1―3の6回から6番手で登板。三ゴロ、投ゴロで2死とすると、最後はスプリットを連投し、5番打者を空振り三振に斬った。8球で最速は97・9マイル(約157・6キロ)だった。
ド軍は地区優勝マジック「3」で足踏みし、4年連続の地区Vは最短23日(同24日)となっている。指揮官は救援でのメジャー昇格、そしてポストシーズンの出場メンバー入りの可能性がある剛腕に関して「彼にとっては(次戦が)3度目のリリーフ登板となり、(昇格すれば)メジャーでは初めてになる。我々はまだ試合に勝とうとしているし、彼をロースターに入れるかどうかを決めなければならない」と話した。メジャー復帰でも登板が24日(同25日)以降となる理由は「(今回の)登板から2日の休養が必要だから」とした。
指揮官はこの日の試合前に「もしうまくいけば来週(メジャーで投げる)チャンスを得られるだろう」と、この日が最終チェックになることを示唆していた。