元巨人の中畑清氏、ソフトバンク・球団統括本部付アドバイザー和田毅氏らプロ野球OB4人が、「JA全農WCBF少年野球教室」に参加した。同教室はソフトバンクの王貞治球団会長が理事長を務める「一般財団法人世界少年野球推進財団」(WCBF)が主催。

全国各地で開催しており、今年で33年目となる。

 熊本県熊本市の浜線健康パークで27日に行われた野球教室で講師を務めたのは中畑氏、和田氏の他、元ロッテの里崎智也氏、元巨人の緒方耕一氏。同市の少年野球チーム、小学生が直接指導を受けた。バッティングの基本では里崎氏が「下半身の動きを意識してバットを振り切ること」とポイントを伝授。自らのお手本では圧倒的な飛距離を披露し、参加者からは大歓声が上がった。

 野球の指導だけでなく、子どもたちにとってうれしいレクリエーションも多数行われ、JA熊本経済連が提供する「くまもとのりんどうポークしゃぶしゃぶセット」、講師の「直筆サインボール」をプレゼントするじゃんけん大会も実施。プロ野球OBとの濃密な交流に笑顔が絶えず、大盛り上がりで幕を閉じた。

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