お笑いコンビのフースーヤが30日、大阪・関西万博の国連パビリオンで、気候変動について考える特別セッションに参加した。

 今イベントは、10月4日まで開催される、気候危機をテーマとした国連開発計画(UNDP)が実施する期間限定展示の一環。

2人は気候変動について考えるイマーシブシアターを体験後、UNDPが開発した環境啓発キャラクターAI「ウナ」のホログラム版とやり取りした。マイクを使ってウナに告白したフースーヤ・谷口理だったが「私はAIだから、恋愛はできない」とふられてガックリ。田中ショータイムは「そもそも気候変動って何?」とまじめに質問をし「節電や節水、移動時に公共交通を使うことなど、小さな行動でも地球の未来に良い影響を与えますよ」と実りある回答を得た。

 より良い未来のために、今日からアクションすることについて、谷口は「息をしない」。田中は「呼吸をしない」とボケたが、ウナに「呼吸をやめるのは私たちの健康に良くないので、おすすめできません」と止められ、笑いを誘った。また、マジカルバナナ、しりとり、俳句にも対応できるウナに2人とも大感激だった。

 体験後、囲み取材に応じた谷口は「やっぱりAIとは付き合えないんだなという事実が…」とショックを受けつつ「会話が続くし、1つのラリーで終わらないというか、例えばマジカルバナナも何回もそこから続いていく。絶対にまだまだ進化するなと、めっちゃ感じました」と体験を楽しんだ。田中は「僕たちもやっぱり美しい地球を守っていきたいので、みんなで頑張っていきましょう」と優等生コメントで締めた。

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