◆テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン最終日(30日、東京・有明コロシアム)

 大会は最終日を迎え、この日の観客9726人を加え、予選を含む大会9日間で、観客総入場者数が12万1045人となった。過去最多は2023年の10万9733人で、前日の29日の時点で11万人を超えて、最多記録更新が確定していた。

 今大会は、絶大な人気を誇る元世界4位の錦織圭(ユニクロ)が腰の故障で欠場。開幕直前に、世界6位のベン・シェルトン(米国)、同7位のジャック・ドレーパー(英国)の2人がけがで欠場するなど、ビッグネームの欠場で動員が不安視された。

 しかし、全仏、全米優勝で、世界王者のカルロス・アルカラス(スペイン)が初来日。その強烈な強さで優勝し、観客動員に貢献した。また、少しの雨はあったが、大会を通じておおむね好天で、それも最多入場者数更新につながった。

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