社会人野球の名門・ENEOSは1日、田沢純一投手(39)が10日をもって退団することを発表した。

 田沢は2005年から4年間、ENEOSに在籍し、08年の都市対抗優勝に大きく貢献。

その後はレッドソックスなどのメジャーリーグに挑戦し、成功を収めた。国内外の複数球団を経て、22年9月にENEOSへ再加入。昨年7月に東京ドームにて行われた都市対抗では、2008年以来、16年ぶりの登板を果たした。

 6日から等々力球場で行われる「JABA秋季神奈川県企業大会」が、退団前にENEOSのユニホームを着用する最後の大会となる。

 田沢のコメントは下記の通り。

 「この度、ENEOS野球部を退団することとなりました。2022年9月に復帰の機会を与えてくれたENEOSに感謝するとともに、大きな声援を送り続けていただいた皆様に心よりお礼申し上げます。復帰の年に負った怪我により、思いどおりの貢献ができずもどかしい思いが強く残りますが、東京ドームでの大声援の中で登板できたことや、今シーズンは兼任コーチへの挑戦など、野球人として貴重な経験が詰まった3年間となりました。今後、どのような形で野球と向き合うかは未定ですが、ENEOS野球部同様に引き続きご声援をいただけると有難く存じます」

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