◆米大リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦 ドジャース―レッズ(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのB・ロートベット捕手(28)が1日(日本時間2日)、ワイルドカードシリーズ第2戦となる本拠地・レッズ戦の試合前会見に出席し、この日バッテリーを組む山本由伸投手(27)に絶大な信頼感を口にした。

 レイズからトレード期限直前の7月末に加入したロートベットだが、ドジャースで出場機会を得たのはスミス、ラッシングと相次ぐ捕手の負傷があった9月から。

それでも、9月6日(同7日)の敵地・オリオールズ戦では山本と初バッテリーを組み、9回2死までノーヒットノーランの快投を引き出すなど抜群の存在感を示してきた。「この1か月、ヨシ(由伸)のボールを捕るのは本当に楽しいよ。重要なのはゲームプランをしっかり固めて、攻撃的な姿勢を貫くことだと思う。彼はストライクゾーンに正確に投げ込み、自分優位で進めることができる。それが実現できれば、私たちは試合を有利に運べるはずだ」と自信を浮かべた。

 レッズ先発のリテルはレイズ時代の同僚だ。「私の知っている限りでは、ザック(リテル)は自分の強みを生かした投球をすると思う。弱い打球を打たせたり、追い込んだ時には空振りを取ったり。私たちは自分のスタイルを崩さずにいかないといけない。ストライクゾーンの外のボールを追いかけてはいけない。彼は3種類の速球を持っている。今夜はいい対戦になるだろう」と攻略に一役買うつもりだ。

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