◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ第3戦 カブス―パドレス(2日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
渡米4年目で自身初のポストシーズンに臨むカブスの鈴木誠也外野手(31)が2日(日本時間3日)、ワイルドカードシリーズ第3戦となる本拠地・パドレス戦に「5番・右翼」でスタメン出場。パドレスの先発・ダルビッシュ有との日本人対決の1打席目は、2回無死一塁の場面で、内角カッターを捉えて左翼線を破る強烈な二塁打を放ち、チャンスメイクした。
レギュラーシーズン4試合連続本塁打でシーズンを終えた鈴木は、現地9月30日の第1戦ではいきなり本塁打。米メディアによれば4試合連続本塁打以上でポストシーズンに進出した選手は過去3人いたが、第1戦で本塁打したのは鈴木が初だった。
前日の第2戦は、第2打席は真ん中に入ったスライダーを左翼線に運ぶ二塁打で、連続試合長打を「7」に伸びた。
この試合の勝者が、ナ中地区王者・ブルワーズとの地区シリーズに進出する。