◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(3日・マツダスタジアム)
広島の小園海斗内野手が、2打席連続安打で出塁率を3割6分4厘に上げた。試合前時点で1厘3毛差だった阪神・大山を上回り、リーグトップに浮上した。
初回1死一塁から詰まりながらも左前に運び、4回先頭の打席では痛烈ライナーを遊撃・田中がグラブではじく形で左前打となった。
試合前時点で打率は3割6厘。この試合と4日の最終戦を含めて9打数無安打でも2位の巨人・泉口を下回ることはなく、すでに首位打者は確定している。最高出塁率を加えた2冠に大きく前進した。
また、最多安打では試合前時点で中日・岡林に9本差と厳しい状況だったが、どこまで迫れるかが注目される。