映画監督の山崎貴監督が、14日(日本時間15日)に米ラスベガスのシーザーズ・パレスで「シネマコン2026」に登壇し、新作「ゴジラ-0.0」(11月3日公開)について最新情報を明かした。シネマコンは映画興行、配給などの映画産業のあらゆる分野の世界中の映画関係者に向け、ハリウッドの大手スタジオが紹介をする世界最大映画コンベンションだ。

 これまで極秘にされていた物語の核心について初めて語った。映画は2023年に公開され、米アカデミー賞でアジア初の視覚効果賞を受賞した前作「ゴジラ-1.0」から2年後(49年)を描いた続編。ゴジラに立ち向かった前作から引き続き、敷島浩一役の神木隆之介、ゴジラに襲われながら助かった典子役の浜辺美波が続投する。ファーストティザー映像にはゴジラがニューヨークの「自由の女神」に迫る様子も映し出された。

 前作「-1.0」は戦中から戦後が舞台。「戦争で傷つき、自衛隊も何もない状態の日本にゴジラが来たら?」という発想で描かれた。それを踏まえて山崎監督は「前作で、ゴジラ襲来によって『マイナス』にまで突き落とされた戦後の日本。人々は這(は)い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います」と明かした。

 続けて「抗(あらが)いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。『マイナス』から『ゼロ』へと至る道程は、決して平坦なものではありません。

私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます」と熱い思いを言葉に込めた。

 「ゴジラ-0.0」に登場するゴジラは「新たな絶望」「新たな厄災」を体現する。ファーストティザー映像によって恐ろしいゴジラの姿が映し出され、ラスベガスのイベント会場がどよめいた。

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