体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ)代表2次選考会、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考会を兼ねる全日本個人総合選手権は4月16日、高崎アリーナで開幕する。

 24年パリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)は、15日の公式練習後、会見に出席し、初優勝に向けて意気込みを伝えた。

昨年の全日本選手権の個人総合では鉄棒でミスが出て橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)に敗れており、「自分に100%集中することと、予測できないアクシデントとかも起こる可能性もあると思うので、そこの事前の対応だったり、準備というのを心がけていけば、どんな対応もできると思うので、準備だけはしっかりしていきたい。まだ優勝したことないのでそこは取りたい。(橋本)大輝くんの上をいって(5月の)NHK杯が有利に運べるようにそんな試合にしたい」と気持ちを高めた。

 今年から課題にしてきた跳馬で、ここまで封印してきた「ロペス」を取り入れる。2022年に右膝全十字靱帯(じんたい)を断裂した原因にもなっており回避してきた大技だが、Dスコア(技の難易度)を上げるため導入を決めた。公式練習でもロペスに挑戦し「マットなしになるとまだ怖さがある。ちょっとまだできてはいないですが、結構、いい跳躍だったと思う」と前向きにとらえ、勝負に出る。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は9月の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出されることになっている。

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