◆体操 全日本個人総合選手権 第2日(17日、高崎アリーナ)

 男子の予選が行われ、24年パリ五輪3冠の岡慎之助(助徳洲会)は、合計84・899点の2位で予選を通過した。

 1種目目のあん馬で13・933点をだし滑り出すと、3勝目目の跳馬は着地こそ乱れたが、大技「ロペス」を決めて14・100点。

その後も上々の演技を見せたが、それをさらに上回ってきたライバルの橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)に逆転された。「悔しいっすね。85点は最低限と自分の中であったので、(橋本)大輝くんとは0・6差くらいある。結構、完璧な演技をしないと巻き返せないなというプレッシャーはかかるんですけど、自分に集中して臨めば」と気持ちを切り替える。

 光明はある。今年から課題にしてきた跳馬で、ここまで封印してきた大技「ロペス」を取り入れ、今大会できっちりと決めた。2022年に右膝全十字靱帯(じんたい)断裂した原因になってから回避し続けてきた大技だが、Dスコア(技の難易度)を上げるための決断だ。「怖いけど力んだら余計悪いのが出てしまう。ケガしてから試合で跳んでなったので壁を越えた感じはします」と手応えを話す。

 決勝では、ライバルと0・683差で迎える。まだ手にしていない日本王者のタイトルに向け「取りたいですね。大輝くんの6連覇を止めたい」と気持ちを奮い立たせた。

編集部おすすめ