◆明治安田J2・J3百年構想リーグ 第11節 磐田2-1大宮(18日・NACK5スタジアム大宮) 

 J2ジュビロ磐田が今季初の3連勝を飾った。J2大宮に前半18分、先制されたが、後半28分にMFグスタボシルバ(28)が同点弾を決め、同アディショナルタイム8分にFW佐藤凌我(27)が劇的決勝弾を決めた。

 磐田が後半に底力を見せた。1点リードを許し、シュート数でも5対12と圧倒されていた前半をベンチで見守っていたグスタボシルバ、佐藤らサブメンバーたちが躍動。同点弾は佐藤のクロスをグスタボシルバが右足で決め、決勝弾は逆にグスタボシルバからつないだボールを佐藤が右足で押し込んだ。

 「選手としてはどの試合もフル出場したい。しかし監督の判断をリスペクトして勝つことができた」。1得点1アシストのブラジル人はこう言って胸を張った。後半8分にはペナルティーエリア内で佐藤にパスを出して決勝点が生まれたが、自身で打とうと思えば打てる場面だった。「今、大事なのはエゴを出すことではない。チームとして強くなることだ」。より確実な選択肢として、フリーで走り込んできた佐藤に託す判断をした。

 佐藤は自身の今季2得点目よりも90分での勝利を喜び、「勝ちながらチームとして成長していくことが大事」と強調した。ホームで迎える25日の次節・岐阜戦は磐田市内の小学生一斉観戦が予定されている。

「勝率がかなりいいと聞いてるので。小学生の力を借りて頑張ります」と笑った。(甲斐 毅彦)

編集部おすすめ