大相撲の春巡業が19日、栃木・宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮で行われた。地元・宇都宮出身の十両・若ノ勝(湊川)は大歓声で迎えられ「関取として戻ってこられて良かった。

すごい声援が聞こえて、力になった」と感慨深そうに語った。

 申し合い稽古では横綱・豊昇龍(立浪)に指名されて8番取るなど、計13番で5勝8敗だった。横綱には初めて三番稽古で胸を借り、ぶつかり稽古でも約4分間、砂まみれになった。「強かった。ありがたいです」と感謝。1勝7敗だったが、立ち合いで得意の突き押しから一気に押し出す場面もあり「稽古ですけど横綱を相手に自分の相撲を取れているので、上出来だと思う」と手応えを得た。

 22歳は初場所で十両優勝。春場所は西十両3枚目で11勝を挙げ、夏場所(5月10日・両国国技館)は新入幕が濃厚だ。栃木県出身で新入幕を果たせば、2019年名古屋場所の貴源治以来7年ぶりとなる。夏場所を見据え「どんな相手でも自分の相撲を取り切れるようにしたい」と力を込めた。

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