◆米大リーグ レッドソックス0―4ヤンキース(21日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が21日(日本時間22日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。今季4度目の2試合連続スタメン起用も4打数無安打で打率は2割8分9厘となった。

チームは散発4安打で今季2度目の完封負けとなった。

 今季初の宿敵対決で吉田のバットが沈黙した。初回の第1打席はフルカウントからの6球目、外角の直球を打球速度98マイル(約157・7キロ)と強打したが、二ゴロ。第2、3打席はともに見逃せばボールとなる高めの直球に手を出し、中飛、遊ゴロ。第4打席は3番手左腕のT・ヒルのシンカーに遊ゴロに倒れた。シーズン初安打が出た4月5日(同6日)以降、先発起用で無安打は初めて。スタメンの試合で出塁できなかったのは今季初めてだった。

 「(先発のL・ヒルは)いい具合に荒れているというか。直球も、けっこうクロスファイアで角度のある球が左に切れてくる。カウント有利に行けた場面もあったんですけど、今日は自分から苦しい球を投げさせてしまったという印象ですね」と吉田は悔しそう。24年新人王と過去の対戦は10打数1安打。高いスピン率によりホップする“火の玉ストレート”を誇る右腕の直球に、さすがの「ミスター選球眼」もストライクゾーンを微妙に狂わされた格好だ。

 試合開始時の気温は7度も、体感はそれ以上に冷え込んだボストン。吉田はイニング間に縄跳びで心拍数を高め、ヒーターで手とバットの松やに部分を温めるなど工夫を凝らして試合に臨んだが、チームも4安打に抑えられて完封負け。コーラ監督は「ハードヒットはほとんどできなかった」と肩を落とした。

 昨年のワイルドカードシリーズ(ヤンキースタジアム)で1―2で敗れて以来の再戦は、ア・リーグ東地区との今季初対戦でもあったが、初戦を取れず。第2戦は昨季19勝5敗の最多勝左腕フリード、第3戦は同シリーズ第3戦で12奪三振の8回無失点でレ軍を圧倒した若き剛腕シュリトラーと手強い先発投手が立ちはだかる。14勝9敗となった東地区1位のヤンキースとのゲーム差は「5」に。何とか巻き返しを図りたい。

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