◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3打席目に珍事が起きた。3点リードの4回1死満塁の好機に打席に立つと、一塁への強烈なライナーに。

さらに二走が戻りきれずにライナー併殺―、かと思いきや、相手投手にはボークが宣告。ランナーが1人生還した。その後、1死二、三塁で再開されたが、大谷は二塁ゴロに倒れた。

 大谷は、初回先頭の1打席目は、81・1マイル(約130・5キロ)のスラーブを引っかけて一塁へのゴロ。だが、ベースカバーに入ったキンタナが捕球できずに、失策で塁に出た。記録上は出塁扱いとはならず、記録更新はお預けとなったが、2番コールの打席で今季22戦目にして初盗塁をマーク。さらに1点リードの3回先頭で迎えた2打席目にはカウント2―2から86・2マイル(約138・7キロ)の低めボール球のチェンジアップに腕を伸ばすと、乾いた音が響き、右前に運んだ。連続試合出塁記録を2018年の秋信守に並ぶアジア人最長で、1923年のベーブ・ルースを上回る「52」に伸ばしていた。

 前日は、22年にエンゼルスで同僚だったロレンゼンと勝負。3回先頭の2打席目は、2球目の甘く入ったチェンジアップを捉えると、今季2番目の速度となる113マイル(約181・9キロ)の高速ライナーがわずか4・3秒でフェンスまで到達した。悠々と二塁に到達し、両手を左右に振る恒例のポーズを披露。連続試合出塁記録で1923年にベーブ・ルースが達成した「51」に並んだ。

大谷は2本の二塁打を放ったが、チームはトライネン、ディアスら救援陣が崩壊し、痛恨の逆転負け。3連覇を狙う今季は21戦目にして初連敗を喫していた。

 標高約1600メートルで打球が飛びやすく「打者天国」と呼ばれるクアーズフィールドでは試合前時点で89打数34安打の打率3割8分2厘、7本塁打、21打点と好相性。エンゼルス時代の23年6月23日に日米200号、昨年6月24日(同25日)には同300号、そして今年はベーブ・ルースの51試合連続出塁記録に並んだ縁起のいい球場でもある。

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