◆第61回フローラS・G2(4月26日、東京・芝2000メートル、2着までにオークスの優先出走権)追い切り=23日、栗東トレセン

 冷たい雨をものともせず、さっそうと駆け上がった。リアライズルミナス(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)は栗東・坂路でセボンサデッセ(4歳2勝クラス)を2馬身追走。

スムーズに加速し、軽やかな脚さばきを見せた。52秒0―12秒4で併入。橋口調教師は「最後1ハロンだけ併せる形。引っ張ったままでゴールしていましたね」と余力残しを強調し、満足げな表情を見せた。

 デビュー戦(5着)は去年の7月と早かったが、その後、骨片除去手術で5か月の休養。復帰3戦目の前走で初勝利を挙げた。2番手から抜け出し、最後は2着馬との競り合いを頭差で制すなど、優秀な内容。1分45秒7の勝ち時計も、翌日の4歳上1勝クラスを0秒2上回るものだった。

 武器は操縦性の高さ。橋口師は「乗ったら鞍上の言うことを聞くし、行けと言ったらどこまでも行く」と絶賛する。3歳牝馬ながら精神的に落ち着いており、体調やカイバ食いが安定している点も優れている。

 2戦ぶりに騎乗する松山弘平騎手は「フローラSを使うと聞いて、乗せてくださいと僕からお願いしました」と評価する逸材。

「東京の広いコースは合いそう」と舞台適性にも期待する。桜花賞皐月賞を制した絶好調の鞍上とともに、オークス切符を狙う。(水納 愛美)

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