今春スタートした読売テレビ「テッパン朝ライブ じゅーっと!」(月~金曜・前5時)で、2人の気象予報士が存在感を示している。蓬莱大介さん(44)は「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)から“移籍”して木、金曜を担当。

日本テレビ系「news zero」(月~木曜・後11時、金曜・後11時59分)でおなじみだった市村紗弥香さん(29)も、月~水曜担当で故郷・大阪の朝を彩っている。パワフルにセルフプロデュースするコンビは、年末のビッグタイトルを狙っているとか、いないとか…。(田中 昌宏)

 出演番組が昼から朝へと移った蓬莱さん。人生の転機と捉えている。

 蓬莱「午前2時半に起きて、まだ誰もいない街を歩くのが気持ちいいです。4月23日で44歳になりました。以前、占い師にズバリ『44歳で転機が訪れる』と言われたんです。『ミヤネ屋』で最後に『まさに天気予報士にとって、人生のテンキ』って言ったら、めちゃくちゃスベりました(笑)」

 市村さんはNHKの情報番組では関東の、「―zero」では全国の“空の顔”を務めていた。故郷・大阪での現在地はどうか。

 市村「実は20代で“やりきった感”もありました。5月22日で30歳になるんですが、30代でまさかの人生第2章、関西編! 封印していた関西弁がエゲツないほど出ています。以前はリハーサルで関西弁が出たら直されていたのに、今はリハーサルすら、ほぼない(笑)」

 蓬莱さんは20代の頃に個人で撮りためた“お天気動画”を関係者に見せ続けたことが、テレビでの仕事につながった。

市村さんもインスタグラムなどで“お天気動画”を発信し続けたことが「起用理由になった」(吉田聖チーフプロデューサー)という。

 市村「テレビを持っていない同世代の方が多くて『私の天気予報を教えてあげたい』と思ったのがきっかけです。(お笑いコンビの)コットン・西村真二さん(都民向けの服装アドバイス『衣装予報』のX投稿)がヒントになりました」

 蓬莱「(1投稿の最多)閲覧、20万回いったよね?」

 市村「サンタさんコスプレで…」

 天気関係ないやん…というツッコミはさて置き、蓬莱さんも「じゅーっと!」で新たな挑戦を始めた。

 蓬莱「『天気マン』というヒーローです。僕が変身しています」

 言っちゃっていいの!? 「僕の友人」などという体にするのが一般的のような…。

 蓬莱「それしだすとシンドなってくるんで(笑)。戦隊や仮面ライダーに憧れたんですよ。俳優をやっていた時もオーディションを受けて落ちました。20年越しにやりたいことをやらせてもらってます」

 高いセルフプロデュース能力のたまもので、昨年の「好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング」(オリコン調べ)では自身最高位の3位にランクインした。

 蓬莱「上(2位)はガチャピン先輩(フジテレビ系情報番組に出演)か…。全国ネットの『ミヤネ屋』をやめちゃったんで、今年はどうなるかな。関西ローカル発で『天気マン』をランクインさせたら面白いですね」

 市村さんは「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜・前11時55分)への出演も始まった。

 市村「めっちゃ緊張します。コメンテーターやゲストの皆さんは、それぞれのプロ。心臓がキュッとなります。スタジオより、ロケの方が得意と思っているんですが、苦手なことを頑張る楽しさがあります」

 一方の蓬莱さんは「かんさい情報ネットten.」(月~金曜・後3時50分)の出演が16年目に突入した。

 蓬莱「描きためた『スケッチ予報』(天気を絵で示す手法)のイラストが3500枚くらいになっています。ギネスに申請して、展覧会を開きたいですね。天気予報を軸に何にでも挑戦したいです」

 市村「一緒にM―1グランプリ出ましょうか?」

 蓬莱「…」

 市村「あ、それは違うみたいです(笑)」

 蓬莱「『何でもやります』言うてる割に、僕ビビリなんです…」

 ◆蓬莱 大介(ほうらい・だいすけ)1982年4月23日、兵庫・明石市出身。44歳。06年に早大卒業後、俳優業を経て、09年に気象予報士の資格を取得。11年に「かんさい情報ネットten!」(当時の番組名)で天気予報キャスターとしてデビュー。181センチ。家族は妻と2子。

長女でタレントの蓬莱あかりさん(11)とは「お天気キャスター蓬莱さんのドライブ予報」(火曜・後9時54分)で時々、共演。

 ◆市村 紗弥香(いちむら・さやか)1996年5月22日、大阪・八尾市出身。29歳。慶大在学中に気象予報士の資格を取得し、ファッション誌「Ray」の専属読者モデルも務めた。20年3月から23年3月までNHK「首都圏ネットワーク」(関東ローカル)、23年4月から昨年3月まで「news zero」に出演。168センチ。

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