バレーボール 大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝 第2日(26日、横浜BUNTAI)

 2戦先勝で争うチャンピオンシップ(CS)決勝が行われ、元日本代表の中田久美監督が率いるレギュラーシーズン(RS)2位のSAGA久光が、SVリーグ初優勝を飾った。大阪Mに3―0で2連勝し、前身Vリーグ時代を含めれば、2021―22年季以来、4季ぶり9度目Vをつかんだ。

 チーム3位の11得点を挙げた21歳のエース格・北窓絢音は「優勝できて本当にうれしいなと思います」と喜びをかみ締めた。第1セット(S)では5―5からサービスエースで勢いをつけ、MVPに輝いた守護神・西村弥菜美が右手甲を伸ばして拾い上げる「パンケーキレシーブ」で沸かせると、北窓は「ハイボールになる時ってみんなが必死につないでくれた時。決められて本当に気持ちがいい」と難しいパスにも、しっかり決めきった。

 今季は日本代表から帰ってチーム始動時に中田監督と面談した。そこで「どんな選手になっていきたい?」と聞かれ、「エースになりたい」と掲げた。21歳ながら主軸として活躍したが、決勝のこの日はスパイクをブロックに止められるなど攻撃の決定率が26・7%にとどまり、「最後、みんなが決めてほしい時に決めきれるのがエース」との目標には届かず「エースとしては全然ダメ。逆に課題がいっぱい。やるべきことが見つかったシーズンになった」と悔しがった。

 目標は元日本代表の大エース・木村沙織さん。21歳は「小さい頃からずっと好きです。でも、エースになることはそう簡単なことではない。難しいボールも私なら決めてくれるとみんながそれを分かって、ボールを持ってきてくれる。

そういう選手になりたい」と思い描いた。次なる戦いの場、日本代表のシーズンで成長を期す。

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