フリーアナウンサー徳光和夫さんが9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演した。

 番組では、元日本テレビアナウンサーで皇室ジャーナリストの久能靖さんが2日に90歳で亡くなったことを報じた。

関係者によると、横浜市内の施設で老衰のため亡くなったという。

 久能さんは東京大学文学部を卒業後、日本テレビに入社し、アナウンサーとしてニュース部門を担当。東大闘争や成田闘争、日中国交回復など歴史的な場面を実況中継し、特に1972年のあさま山荘事件では強行突入の日に9時間生中継を行った。

 その後、報道記者に転じ警視庁、労働省、自民党、国会などを担当。昭和天皇崩御に際しては、特別番組でキャスターを務めた。1990年日本テレビを退社しフリーに。退社後も、日本テレビ「午後は○○おもいッきりテレビ」内のニュースコーナー「情報特急便」や「ザ・ワイド」内の「NEWS撮って出し」のキャスターを務めると共に、「皇室日記」では、前身の「皇室グラフィティ」時代も含めて2009年まで17年にわたりキャスターを務めた。

 日本テレビの先輩である久能さんの訃報に徳光さんは「ついこの間まで(久能さんへ)ずっと電話をしていたんですが、全然お出にならないので、どうしたのかなと思っていて…きょう、新聞見てびっくりしました」と明かした。

 さらに「久能さんが大切にしておりましたことは、自分の目で見て感じたものを言葉にして伝える。常に現場を取材することを使命としておりました」など秘話を伝えた。

 そして「本当にいい先輩で…無念でなりません。ちょっと悔しいです。

久能さんともうちょっと話したかったなっていう」と声を震わせ「愛すべき人でした。残念だね…悔しいな」と追悼した。

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