2月17日に死去したロックバンド「LUNA SEA」のドラマー・真矢さん(享年56)のお別れ会が14日、東京・豊洲PITで行われた。妻でタレントの石黒彩(48)が真矢さんの死去後初めて公の場に姿を見せ、参列者約1000人の前であいさつ。

西川貴教(55)、相川七瀬(51)ら親交が深かったアーティストも集まり、故人をしのんだ。

 夫の願いを胸に、石黒は気丈に振る舞い続けた。「生活の全てに真矢くんがいたので、寂しいなって感じはします」と漏らしつつ「『彩がずっと笑顔でいてね』という約束を守っていきたい」と吐露。涙がこみ上げそうになる場面もあったが、最後まで晴れやかな顔を貫いた。

 真矢さんは2020年にステージ4の大腸がんと診断され、昨年には脳腫瘍も発覚。過酷な闘病生活を余儀なくされたが、「本人はいつも『幸せだな』と笑顔をくれていました。できないことが増えても『幸せだな』『心が豊かだな』だと話してくれました」と振り返る。「私は、そんな真矢くんを心の底から尊敬しています」。真っすぐな目で堂々と言い切った。

 高校生のときにLUNA SEAが掲載されていた本を見て真矢さんに一目ぼれし、2000年に結婚。3人の子宝にも恵まれ、「ファンとして32年、妻として25年。真矢くんのそばで支えられたことは、私の人生で一番幸せなことでした」とかみ締めた。

 祭壇には3台のドラムセットが設置され、中央には3月12日のライブに向けて用意していたYAMAHA製の最新モデルが据えられた。故人が好きだった紫色を中心に7000本のダリアやトルコギキョウの花でも彩られ、BGMにはバンドの楽曲「UP TO YOU」「FOREVER & EVER」が流された。

 愛する人の早すぎる死。悲しみは大きいが、下を向くことはない。「真矢くんから一生分以上の幸せをもらいました。なので、前を見て笑顔でしっかり歩んでいこうと思います」。空の上の真矢さんが喜んでくれるよう、これからの人生も明るく生きていく。

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