坂本九さんの「上を向いて歩こう」などの作詞家で放送作家だった永六輔さん(2016年死去、享年83)の孫、岡﨑育之介さん(32)が、舞台演出家として奮闘中だ。6月に上演される舞台「アーネスト・シャクルトンに愛されて」(11~24日、東京芸術劇場シアターイースト)でミュージカル初演出に挑んでおり、21日都内で取材に応じた。

 1993年生まれの岡﨑さんは青学大を卒業後、国立劇場養成所の研修生に。その後、米・ニューヨークのアクターズスタジオで演技・演出・脚本を学び、25歳から制作活動をスタート。2020年からはYouTubeなどでドラマを配信し、映画も製作したが、ミュージカルは初めてとなる。

 紫吹淳、伊原剛志ら出演者と取材に応じた岡﨑さんは「今までにないようなミュージカルをお見せしたい。でも毎日、肝を冷やしながらやっています」と正直な受け答え。「今回の舞台の内容が、『できないことにチャレンジすること』『人生いくらでもやり直せること』を教えてくれる」と手がける作品からも勇気をもらっている。

 「アーネスト・シャクルトンに愛されて」は日本では初演のオフ・ブロードウェーミュージカル。子育てと仕事の作曲に追われるシングルマザーを主人公にした奇想天外な冒険劇となっている。

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