◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(21日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 女子1部1万メートル決勝が行われ、城西国際大のデイシー・ジェロップ(2年)が32分8秒75で優勝した。この種目としては大会史上初の4連覇を狙った大東大のサラ・ワンジル(4年)と序盤の1000メートルから延々とマッチレースを展開し、勝負は残り1周のラストスパート勝負に。

残り400メートルを64秒台で走ったジェロップがワンジルに競り勝った。「2番は嫌だったので、ラスト1周を頑張りました」とジェロップは日本語で会心のレースを振り返った。

 ワンジルは32分15秒41で2位。惜しくも、4連覇を逃した。

 ジェロップとワンジルは24日の5000メートルでも対決。再び、好勝負が期待される。ワンジルは5000メートルで、4連覇を目指す。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。

男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

 関東の学生長距離ランナーにとって、関東インカレは箱根駅伝に次ぐビッグイベント。男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

 男子のハーフマラソン(21・0975キロ)は今年から暑熱対策などのために4月に静岡・焼津市で先行開催され、1部は山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)が圧巻の4連覇。2部は創価大の山口翔輝(3年)が優勝した。

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