J3岐阜は21日、元日本代表MF山田直輝(35)が百年構想リーグを持って現役引退することを発表した。山田はクラブを通じて「心も身体も全てを懸けて戦い抜いたと、胸を張って言えます。

そして、自分の意思で幕をおろせることに、とても感謝しています。本当に、幸せな現役生活でした」とコメントした。

 浦和の下部組織出身の山田は、各年代別の代表に選出され、トップチームへ昇格した2009年にはA代表デビューも果たした。度重なるけがに悩まされながらも浦和、湘南でJ1通算196試合の出場を記録し、18年には浦和で天皇杯優勝も経験した。24年に契約満了で湘南を退団後、25年から岐阜へ加入し、今季は2試合の出場にとどまっていた。

 ◆コメント全文

 「まだ試合は続きますが、百年構想リーグをもってプロサッカー選手を引退します。これまで山田直輝に関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。[サッカーに出会えたこと]それが僕にとって何よりも幸運なことでした。サッカーを通して、喜びも悔しさも、出会いも別れも、数えきれないほどの経験をさせてもらいました。その全てが、これまでの僕の人生そのものでした。

 Jリーグ、スポンサー企業の皆様、所属したチーム。僕にプレーの場を与えていただき、ありがとうございました。

監督やコーチ、スタッフ、人一倍お世話になったメディカルチーム。

育て、支えていただき、ありがとうございました。仲間、ライバル。みんなとボールを蹴っている時間が、大好きでした。僕と一緒に戦ってくれて、ありがとう。そして、応援してくださったファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。

 怪我ばかりで、何度も心が折れました。ですが、その度に皆様の応援や励ましに救われ、前を向くことができました。いつしか僕がピッチに立つ意味は、支えてくれたみんなに、元気にプレーする姿を見せることになっていました。

 その恩返しがどれだけできたかは分かりません。それでも、心も身体も全てを懸けて戦い抜いたと、胸を張って言えます。そして、自分の意思で幕をおろせることに、とても感謝しています。

本当に、幸せな現役生活でした。また会いましょう」

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