◆陸上 関東学生対校選手権 第2日(22日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 男子2部1500メートル決勝が行われ、立大の青木龍翔(4年)が3分56秒80で3連覇を果たした。レースはスローペースで進み、残り1周で青学大の榲山一颯(すぎやま・いぶき、2年)がスパート。

青木は余裕を持って対応し、残り200メートルで先頭に立ち、勝ちきった。残り400メートルを約55秒で走った青木は「風も強かったので、勝負に徹しました。3連覇というプレッシャーはありました」とホッとした表情で話した。

 榲山が3分57秒67で2位、青学大ルーキーの大藪遙斗が3分58秒11で3位に続いた。榲山は「相手は中距離ランナーなのでやはり速かったです。2位は最低限の結果です」とさっぱりした様子で話した。

 今年から暑熱対策などのために4月に静岡・焼津市で先行開催された男子のハーフマラソン(21・0975キロ)に榲山は出場。今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾り、来年1月の第103回大会で節目の10度目の優勝を目指す青学大の主力として期待されて出場したが、中盤以降に失速し、1時間7分0秒で2部26位に終わった。ハーフマラソンから中距離に戦いの場を移して関東インカレに挑んだ榲山は「危機感を持っています。このままでは、学生3大駅伝に出られません。今月末の日体大長距離競技会5000メートルで13分30秒台を出します」と今後に向けて意欲的に話した。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。

1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

 関東の学生長距離ランナーにとって、関東インカレは箱根駅伝に次ぐビッグイベント。男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

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