北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表が28日、千葉市内で合宿3日目を行った。この日はMF遠藤航、DF冨安健洋、板倉滉が新たに合流し、16人でミニゲームなどで調整した。

 試合後に取材対応した冨安(アヤックス)は24年6月のW杯アジア2次予選以来の代表活動となり「トレーニングに入る前までは少しソワソワしていたが、練習に入れば、しっかり集中してみんなと楽しくサッカーができた」と充実した表情を浮かべた。

 22年カタールW杯以降は、度重なる負傷により、25年7月のアーセナル退団後に約5か月間の無所属期間も経験した。「まず、長い道のりだったな、というのは間違いなくある。いい意味で、このW杯メンバーに入るまでにいろんなことがあったというのを忘れずに、ここにいるのは当たり前じゃないという意識を持って毎日を過ごしたい」と喜びをかみ締めた。

 前回W杯でチームはベスト16。目標には届かず、「(今回は)まず、終わった後に楽しかったなと思える大会にしたい。(22年は)正直終わった時に楽しかったなという風には思わなかった。没頭しきれなかった部分があったので、とくに何も考えず『無の状態』で入れるような大会にしたい」と開幕が迫る本大会に向け、言葉に力を込めた。

 ◆冨安 健洋(とみやす・たけひろ)1998年11月5日、福岡市博多区出身。27歳。中学から福岡の下部組織で育ち、高3の16年にトップ昇格。18年1月にベルギー1部シントトロイデン、19年7月にイタリア1部ボローニャへ移籍し、21年8月にアーセナル加入。

25年7月の契約解除で無所属となり、同年12月にアヤックス入り。21年東京五輪、22年カタールW杯出場。代表通算42試合1得点。187センチ、84キロ。右利き。

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